ドローンの行く末

エドテックのルワンダ校長をしているクソほど優秀な学生の野口くんの紹介で、「世界初」と言われているドローン空港に行く機会が頂けました。ルワンダのICTの取り組みの一環として、ドローン事業はとても興味があったので凄く貴重な経験でした。

ちなみに、エドテックは教育系のNPOですが、やっている事業はとてもステキです。

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クラウドファンディング実施中です。皆様ご支援よろしくお願い致します。公式ホームページを公開しましたパイロット版を実施しました「Peace Engineering」とは、情報技術を核とした先端技術により、殺し合いも飢餓もない世界を推進・実現することです。コンピュータが登場して約30年、インターネットが普及を始めて約20年。 ロケットで人が宇宙に行き、ソーシャルメディアが隆盛し、人工知能やIoT(Internet of Things)が登場しても、殺し合いも飢餓も21世紀を迎えた今も厳然と存在しています。「人類の科学技術の多くが、軍事のため、戦争の勝利を目的に発展してきた」 この悲痛な負の歴史を、根源から変えなくてはなりません。情報技術が人間の幸福に多大に貢献し得るかは、勃興する起業家のIT産業のみならず、時代を越えた課題である戦争と飢餓の根絶のために活かされてこそ、人類叡智の極みに達すると言えます。私たち、NPO法人エドテック・グローバルは、世界中が未だ道筋を見いだしていない、この深遠なるテーマに対して、国際協力/紛争解決の最前線の知見や先端テクノロジーの知見を結集し、2045年までに殺し合いなき世界を実現するため邁進していきます。世界平和を、人生を賭けて、本気で達成・実現できるリーダーとは、悲惨な殺戮・貧困を、原体験として持っている人間である。世界中の人々が、先進国・発展途上国を問わず、「戦死」も「餓死」もない社会を望んでいますが、無くなったことがありません。それは、世界を動かしているのは、「戦争」や「飢餓」がなくならなくても困らない先進国の人々だからではないでしょうか。私たちは、平和な社会を実現する世界リーダー輩出ために、20世紀末から21世紀にかけて過酷な「紛争」や「虐殺」「抑圧」が存在した国々の貧困層の子供達に、ICTやリーダーシップを教える学校“EDO TEC Global School” を各国に展開していきます。それは、タテ(立場)とヨコ(国境)の2つの“枠”を越える最先端の教育の場です。地球社会の最下層の子供からグローバルなリーダーが出現することは、今まではあり得ない事でした。では、なぜICT中心のEDO TEC Global Schoolの教育が平和の為のリーダー輩出実現できるのか?6つの EDO TEC WAY で実現します。〒150-0001 東

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ルワンダ校長の野口くんは、別途クラウドファンディングもされていて、その事業もめっちゃステキなのでぜひ。

さて、ドローン空港の話です。

結論としては、急に豪雨に見舞われてしまったのと(今は雨季)、セキュリティが厳しく中に入れなかったので微妙でした。ただ、極秘裏に行われて場所も公開されていないドローン空港をこの目で見れたのはとてもデカかったです。改めて2週間後に案内してくれるとの約束もあり楽しみです。今度は晴れて、実際に飛んでる姿も見られる事を祈ります。。



さて、ドローンに関して思うことを3つ。


①途上国での利用機会が増える

ルワンダは特に丘陵地帯でもあるので余計強く思いましたが、とにかくインフラ(路面)が悪いアフリカでは有効だと思います。先日の協力隊の任地に行った際にも野口くんが飛ばしていましたが、普通に感動しました。

血液輸送などは良く言われる話ですが、10~20年後には、アフリカのそこら中をドローンが飛び回っている未来があるかもしれません。


②中国の一人勝ち

市場に関して思うことですが、今は既にドローン事業はアーリーアダプターではなく、レッドオーシャンになり始めています。他の企業の淘汰も行われ、中国のDJI社の一人勝ちの構図になってきました。ここに楔を打ちこめる企業は今後現れるのか疑問です。


③日本の市場

ナツメグさんが面白いブログを書いていました。この方はまだお会いした事ありませんが、今後ドローン市場の台風の目になるかもしれません。

④テクノロジー面

また、こうした覇権争いとは別に、ハード・ソフトでの開発の行く末も気になります。

ドローンはラジコンのような実体を伴うものなので、ハード面(機体)の性能の進歩に焦点が当たりがちだと思います。プロペラとかカメラとか機体維持とか。

一方で、ソフト面も別文脈で市場として伸びていくのでは無いでしょうか。

それこそ、Android端末のGoogleのOSのような入り込み方になると思うので、Googleが入り込んできてこちらは一人勝ちしそうな気がしますが。

また、自動車業界で良く騒がれている「自動運転」ですが、ドローンの方が相性が良い気もします。道路と言う陸路の制限が無いですし、通行人と言う概念も無いですし、マイナスファクターが少ないからです。そうすると、今度はTeslaのイーロン・マスクが入り込んでくるかもしれませんが。こうした「自動航行機能」がどうなっていくのか、実際にドローン空港の管制を見に行った際に突っ込んで聞いてみたいところです。

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