グリーンイメージ国際環境映像祭
モザンビークから帰国してきて取り組んでいるミッションの一つに、国際環境映像祭の開催があります。
https://green-image.jp/
既存のアフリカ事業とは直接的には関わりはありませんが、環境問題など、今後のグローバル・マーケットを俯瞰して捉える上で非常に重要な取り組みとなります。
商業的な観点から少し遠い立ち位置にある映像祭のため、なかなか運営難易度が高いのですが、世界各地からトレンドとなっている環境をテーマにした映像が応募されてくるため、非常に勉強になります。
ちなみに、この3連休はこの映像祭の2次審査に取り掛かっていました。予選会で160作品ほど集まった中の、1次審査を通過した20作品を一気に観ました。映像作品は5分の超短編から215分の大作まで色々とあり、3日間で合計1304分の作品を閲覧しています。ここから3次審査へ向けて800分ほどに厳選していきます。
最近の個人的なモヤモヤと連動しますが、こういった作品を延々と見続けると色々と考えさせられるものがあります。衣料品の染料が水環境に及ぼす影響や労働問題、石油などのエネルギー問題、日本の被爆地やアスベストの問題など、現場で直面している人たちは凄絶で悲惨な状況に苦悩しています。観ているだけで辛いものも多いですが、これをどうやって世の中に広く届ける事が出来るのか、自分は何を伝えていくべきなのか…etc
とりあえず来年の2月開催に向けて本格的に動き始めます。
ちなみに、本映像祭は環境省/農水省/内閣府/文化庁などの後援を受けています。
元々は、1992年のリオデジャネイロ地球サミットで議決され始まったものですが。
https://www.gef.or.jp/activity/media/earth_vision/
映像祭の本番では、日本映画大学の名誉学長などに審査協力を頂いたりするなど、とても真面目で堅い活動です。
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