3つの壁
アフリカでの旅も3ヶ月半ほど経過し、バックパックのこの旅程もこなれてきた感があります。が、最近の悩みとして、「今後の人生をどう設計していくか」と言うものにぶち当たっています。これは必然過ぎる流れではあるのですが、元々確定的な事は何一つ決めずにこちらに渡航してきているので、これからの人生は旅をしながら設計して行く必要があります。
自分の人生に迷いが生じた時には、これまでも必ずいろいろな人に率直に相談させてもらって来ました。自分の中で固まってない事が多すぎるので、ああだこうだ言われてしまいますし、人一倍(無駄に)プライドの高い自分としては受け入れづらい性格が邪魔をするのですが、色々な人からダメ出しを頂くのはとても良い機会です。
さしあたって今の自分が直面しているな、と感じる壁は、
①語学の壁
②技術の壁
③事業の壁
の3つだと考えています。
①語学の壁
もちろん、日本ではありませんので日本語なんて通じませせん。公用語が英語ですら無い国もあったりするので、現地語(スワヒリ語・キンヤルワンダ語・ルガンダ語など)も最低限は理解する必要があるのかな、とか思ったりします。が、語学なんて一朝一夕で簡単には身につきません。
②技術の壁
アフリカに来てビジネス目線で色々な方々にお会いさせて頂いていますが、どの領域にしても皆さん深く事業に関わっていらっしゃるので、ちょっと聞いたり調べたりする程度ではその本質が理解出来ません。特に最近は農業に興味がありますが、今までの領域(IT)とは全く別物の世界ですし、理解が全く追いついていません。
③事業の壁
「事業を興す」と言う目的でこちらに渡航して来ましたが、結局自分は「旅」と言う形式に自分を甘やかして逃げてきたのだと思います。本気で事業を興すのであれば、現地の法律・会計・会社登記方法・税金…etc
関心を抱くべき項目は多岐に渡りますが、「自分の今のフェーズは旅だから」とあまり向き合ってきませんでした。中途半端でどっち付かずのまま、フラフラと街中を散策しては1日がただ過ぎていく、という毎日です。
結局これらの壁は、全て、「退路を断ってキメで一つの領域に没頭する」と言う事が必要なのだと思います。今の自分の考え方は、「旅をしながら色々なビジネスを見てみる」と、酷くどっち付かずの心境です。どこかで本腰を入れて取り掛からない限り、この想いは拭えないのだと思います。
この1~2週間は、それこそ日本でお世話になった方々なども含め、色々な人に自分の現状をご相談させて頂きました。結論としては、「旅」は「旅」として割り切り、「期限」を決めて早々に終わらせ、「本腰を入れて取り組む事業に少しでも早くコミットする」と言う感じになるかと思います。
元々、「世界を知りたい」と言う思いで日本を飛び出したので、自分が周りたいと決めた国を周らずに終わると必ず後悔が残ると思うので、まずは形だけでも周りきります。意味が無い事は百も承知ですが、そうしてあげることで自分を納得させてあげて(旅は十分できた)次のステージへ向かいたいと思います。早くてあと1ヶ月、もしくは遅くとも2ヶ月以内には終わらせるつもりでいます。
なんだか久しぶりのブログに、取り留めのない話になってしまいましたが、偽りの無い今の心境をありのままに纏めるとこう言う形になると思います。
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