金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

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投資などに興味があるという事もありますが、今後ビジネスを深めて行く上で、また、自分の人生を設計する上で、ファイナンスの知識は絶対的に必要なものである、と考えているため、まずはベストセラー本から読み解いて行きたいと思っています。物語形式のため、とてもシンプルですっと頭に入ってくる内容でした。シリーズ本もいくつか出ているようなので、そちらも少しずつ読んで行きたいと思います。


■資産と負債

資産は私のポケットにお金を入れてくれる

負債は私のポケットからお金をとっていく

重要な点は、人生においていかに資産を潤沢に増やしていく事に神経を注げるか、である。


■純資産の危うさ

多くの人間は、純資産の考え方を誤っている。仮に現金がすぐに欲しくて資産を売却する場合、その多くは原価から大きく目減りしているものだ。おまけに、売却した利益に対しては政府からの税金がついてくる。

極端な例え方ではあるが、新車を買ってディーラーから受け取り、公道を走らせた場合、その瞬間に価値は3/4近くになってしまう。重要な点は、支出を低く抑え、負債を減らし、確実な資産の基盤を築くように努めることだ。


■ファイナンシャルインテリジェンス

金持ち父さんの言う必要な力は4種類ある

1.会計力→BS/PLを読む力、数字を読む能力

2.投資力→お金がお金を作る科学、戦略と方式が必要

3.市場の理解力→投資のファンダメンタルと市場のテクニカルな側面

4.法律力→税の優遇制度、保険

例えば、会社を持つことで法律を上手く利用できるケースとして、

1.税金対策→税金をひかれる前に経費を差し引く事が出来る

2.訴訟対策→自分では資産をほぼ持たず会社に持たせる事で回避できる


■カーネルサンダースの教訓

「空が落ちてくる」とありもしないリスクに大騒ぎするチキン・リトルを例に取り、そんな事に恐れている暇があれば、投資を検討したりするべきだ、という筆者の論調から、サンダースの例が取られている。

彼は66歳で事業に失敗し、生活保護を受けていた。しかし生活が成り立たないため、自分が考え出したフライドチキンの作り方を買ってもらおうと全国を回る。1009回断られ、やっと1010回目に買ってくれる人を見つけた。


■3種類の所得

会計的な見地から所得は3種類に別れる。

1.ふつうの勤労所得

2.ポートフォリオ所得(株式、債権、紙の資産)

3.不労所得(不動産投資)

貧乏父さんは1のために必死に働くが、金持ち父さんは2と3をとにかく増やす事に集中する。結果として、政府からの税金が低いのも不労所得で、逆に1は最も税金が高い。

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