モザンビーク
7ヶ国目のモザンビーク。前述のザンビア・マラウイと異なり、知人関係にある日本人ビジネスマンの方が多い印象の国ですが、何と言っても久しぶりの海に面した国と言う事で、海が何もかもを最高にしてくれています。やっぱり生活するなら海沿い(海にすぐ行ける場所)がいいなと改めて思いました。
以下、気になった点。雑多なメモです。
▼気候
やはり海沿いに立地しているからなのか、心なしか空が近くに感じます。他の国よりも雲が多く、地表からの距離が近い印象です。また、もう一つ気候が影響してそうな点として、バオバブの木を数多く見かけます。むしろ他の国ではあまり見かけなかったのですが、なぜかモザンビークに入って急にたくさん見るようになりました。
▼食事
とにかくパンが柔らかくて美味しい事にビックリしました。アフリカに来て思うことは、とてもパンが堅くて不味いのですが、モザンビークはとても柔らかい。ペンパから首都のマプトまでバスで2日間かけて移動しましたが、その際にバスに群がってくる物売りの人たちが何とハンバーガーを売っていて、これまた珍しい。ああいった物売りの人たちが加工品を売ってくるケースは今までほぼ皆無だった気がします。また、そのハンバーガーに使用されているバンズ(パン生地)がこれまた美味しい。
パンに関連しているかもしれませんが、首都のマプト市内では「キングパイ」と言うパイのチェーン店を頻繁に見かけます。パン生地の製法に何か秘密があってこうした路面店に影響しているのかもしれません。
また、当たり前の話ですが海岸線は魚介類が豊富で、その味付けもまた美味しいです。レモンや塩、ガーリックなどを振ってあるだけとのことですが、その塩梅が絶妙です。多少しょっぱい気もしますが。また、そうした海の影響もあってなのか、パイナップルを道路で売り歩く人もとても多い印象です。
▼国内情勢
入国前から色々なブログで言われていた事ですが、警察の汚職が本当に多いのを実感します。陸路移動の際も何度も警察に車を止められました。賄賂の直接的な要求は無かったですが、現地の日本人ビジネスマンの方たちと話していても、彼らの腐敗ぷりは凄く耳にします。また、それの影響では無いとも思いますが、物価が多少他の国に比べると高い印象です。ホテルや食べ物など、心なしか10~20%ほど高い感じでしょうか。入国時のVISAも、普段なら50ドルだったのですが、モザンビークは100ドルも取られました。
▼産業
これも肌感でしか無いですが、トイレタリーの店が非常に多い印象です。海岸沿いで水が豊富にあるから水回りに力を入れやすいから、、、なのか。。ローカルエリアでも首都でもあちこちにあります。知人のウォシュレットトイレの起業家の方に教えたら、けっこう売れ行きが伸びるかもしれません。
また、ペットボトルではなく缶で販売するタイプの飲み物が多い印象も受けました。環境に何かしら配慮してなのか、ペットボトルを生産・加工できる技術が足りないのか、もしくはルミなど缶の材料の資源が豊富なのか。
現場からは以上です。
とにかく、海沿いと言うだけで全てが5割増しに見えます。
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