ローテクこそがベストソリューション
農業に限らずですが、これまた旅して思ったこととして、やはり「教育レベルの低さ」は大きな課題としてあると思っています。
経済的な家庭の事情や、学校設備のインフラ不備など、様々な問題から生じていると思いますが、彼らが経済圏から阻害されている要因の根本的な課題の一つがやはり教育です。ここから負のスパイラルが始まり、教育がない⇒稼ぎが低い⇒子供が学校に行きづらい⇒その子供は良い職に就けない⇒就いた職で稼ぎが低い、という連鎖が厳然としてあるように思います。(負のスパイラルについては過去記事で別記)
この連鎖を断ち切ろうとしても、例えばいきなりITとかを持ち込んでも、そもそもPCを所持していなかったりと、やはり難しいわけです。
そう考えると、農業・林業・漁業・陶業などの1次産業を基軸にしていくことは、彼らにとっても扱いやすい領域となりますし、彼らの「本業」で所得向上・雇用創出などの動きが産み出せれば、インパクトは計り知れないと思っています。
農業ではありませんが、ケニアのナイロビ大学でお会いした教授の話は、そういう意味ではとても面白かったです。陶業がシングルマザーなどの内職として役立つと言うものです。
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