ぶっちゃけアフリカでのビジネスの芽って?
アフリカでは、移動や生活インフラ面の利便性なども考え、首都(都心部)を中心に滞在して来ましたが、総じて僕の目から観たアフリカの発展度合いは、出国前に思い描いていた想像の2周りくらい上を行っていました。
確かに、「アフリカはまだまだこれから(参入すべきなのは数年後~数十年後)」と言う意見にも納得はしますが、その時には既にビジネスの白地はあまり残されていない気がします。国連の中位推計でも、2050年には人口が倍の規模に膨らむとまで言われている巨大マーケットのアフリカですが、今のうちから根を張って備えておく価値は十二分にあると考えます。(2015年時点/12億人、2050年/25億人、2100年/44億人、未来の世界人口増加分のうち8割超をアフリカが占める:http://drive.media/posts/14786)
とは言え、既に発展している首都などで、小手先のビジネスで参入してわらしべ長者的に成功を掴み取っていく時代は過ぎた気がします。(Beforeを知らないですし、単純に僕が尻込みしているだけな気もしますが。。)そう考えると、僕の中での正解は、「都心部ではなくローカルのマーケットを抑えておく」だと思っています。
各国で数千万人いるうち、都心部の人口は多くて数百万人くらいと、全体の10%前後で、マジョリティはローカルエリアにあります。(当然ですが)
特徴として、都心部に数百万人の人口が集中し、郊外にはポツリポツリと小さな街が点在し、彼らは農業なり漁業なりの一次産業に従事していると言う印象です。
その分、ローカルエリアは未電化地域(電気がない)だったり、所得が極端に低かったり、コミュニケーションを取るのが物理的に難しかったりと、マーケットとしてはまだまだ想定できないレベルです。でもだからこそ、そこに泥臭く今のうちから入り込んでおけば、数年後・数十年後に訪れる人口ボーナスに期待できるのではないかと思います。
(僕がターゲットにしたBOP(Base of the Economic Pyramid)層の領域もここなので、彼らの雇用創出や所得向上と言う観点からも、僕個人としてはマッチしています)
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