嫌われる勇気

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サイバーエージェント時代に仲の良かった元同僚の方から紹介して頂き読んでみました。自己啓発本は普段あまり読まないのですが、「箱」シリーズ、7つの習慣など、良書が多いことも事実なので、食わず嫌いせずに読もうと思い購入しました。

アドラー心理学の内容を、青年と老人の対話を通して学ぶ、という構成で、箱シリーズなどと近しい形になっています。


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■コンプレックス

根底は同じものであるものの、コンプレックスを持つことで自己優位性を保とうとする、優越コンプレックスと劣等コンプレックスが存在する。前者は権威付けなどで他人より優位に立とうとし、後者は、ある種の不幸自慢などによる特別感の醸成を指します。例えば、その人の個人の悩みを先鋭化させることで、周囲は腫れ物を触るがごとくその人を特別扱いし、その世界においては特別な存在で居られる、というものです。


■人生のタスク

老人が指す人生のタスクについて、行動面の目標が2つ。

1.自立すること

2.社会と調和して暮らせること

また、この行動を支える心理面の目標として次の2つ。

1.わたしには能力がある、という意識

2.人々はわたしの仲間である、という意識


■承認欲求の否定

誰にでもある承認欲求だが、それを否定する考え方について。承認を願うあまり、他社の抱くこうあって欲しいという期待をなぞって生きる事に繋がり、本当の自分の姿や欲求を捨ててしまう事に繋がる。また、逆も然りであり、他社も私の期待を満たすために生きているわけではない。


■人生のタスク

1.仕事のタスク

2.交友のタスク

3.愛のタスク

恋人や愛する人と過ごすときに感じるタスクが3番目であり、非常に難しい。人は、この人と一緒にいると自由に感じられる、と思う人に愛を感じる。


■課題の分離

あらゆる対人関係におけるトラブルは、他者の課題に土足で踏み込む、もしくは踏み込まれる事で発生する。その際に必要なのが課題の分離であり、その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰かを考えるとわかる。子供に勉強させる親は、結局は自分の欲求を押し付けているが、その結末を引き受けるのは子供自身である、ということ。


■自由とは嫌われる

本当の自由とは、他者から嫌われる事である、という。他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことは出来ない。


■ほめない

他者への介入をせず、他者の課題に対して土足で入り込まない。馬を水辺に連れて行くことは出来るが、水を呑ませることはできない。褒めるでも叱るでも無い。こうした横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけ」と呼ぶ。これは決して褒めることではない。人は、褒められる事によって、自分には能力がないという信念を形成していく。

そうではなく、感謝をする。人は感謝の言葉を聞いたときに、自らが他者に貢献できたと実感することができる。人は、私は共同体に有益なのだ、と思えたときにこそ自らの価値を実感できる。


■存在への感謝

普段、我々は他者を見るとき、自分の理想像を勝手にこしらえて、そこから引き算するように評価してしまいがちである。例えば、親の言うことを聞き、口答えせず、勉強もスポーツも真面目にこなす、そんな理想像を100店として、自分の子供を減点方式で裁いて評価してしまう。そうではなく、存在そのもの、その子供の行動そのものに感謝をする。


■共同体感覚

本来の自分を共同体感覚の中で持てるようにするために、

1.自己受容

2.他者信頼

3.他者貢献

の3つの考え方が必要である。1は肯定的な諦め、とも言い換える事が可能であり、まずはありのままの自分を受け入れる。そして、変えられるものと変えられないものを見極める。2は、他者を無条件に信じること。何らかの担保を置いて条件づけで信じることは信用である。3の他者貢献は、めぐりめぐって自分への価値を実感することに繋がる。

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